礼拝説教

礼拝メッセージ

ホーム > 礼拝説教:2025年礼拝メッセージ

『神の契約の箱は奪われたが・・・』

説教:髙橋正人師
聖書箇所 Ⅰサムエル4:1-22

はじめに

本日は、逆境と見える中にも働かれる神の恵みの御業についてみます。

Ⅰ.神に近づく幸い

サムエルのことばが全イスラエルに行き渡った頃、イスラエルはペリシテ人と戦います。この時、イスラエルは敵に打ち負かされてしまします。イスラエルの長老たちは、この敗北を国力や物量、戦術の問題としてではなく、主なる神が許されたこととして受け止めます。

士師の終わりの時代、祭司エリの二人の息子たちに代表されるように、イスラエルの霊的状況は極めて良くありませんでした(Ⅰサムエル2:12-17)。しかし、敗北という危機的状況の中で、神の民は神に立ち帰ったのです。どんなときにも主を仰ぎ、主に近づきましょう。「神に近づきなさい。そうすれば、神はあなたがたに近づいてくださいます。」(ヤコブ4:8)

Ⅱ.神との交わりに生きる幸い

イスラエルの長老たちは、神の臨在の象徴である契約の箱を運んでくるように命じます。神の臨在があれば、昔のように神が勝利を与えてくださるとの考えによったのです(ヨシュア3章、6章等)。彼らは確かに神の臨在を求めましたが、それは自分たちが悔い改めて神との関係を正すのではなく、神の祝福を自分たちの思いや願いのために用いるためでした。これは、偶像を拝んでいる他国の民と同じ姿勢と言えるでしょう。

この時、預言者サムエルを通して、神は民に語りかけておられたのです(Ⅰサムエル4:1)。民は、神のみ言葉を聞かなかったのです。今も変わらない神は、私たちにみ言葉と御霊を通して語りかけ、私たちと交わることを喜び願っておられます。今は、御子イエスの十字架の贖いによって、だれでも父なる神との交わりを許されています。「父なる神さま」と言って神に祈り求めましょう。

Ⅲ.今も生きて働かれる主イエスと共にある幸い

神を真実に求めなかったイスラエルは再び戦いに負け、さらには敵に神の契約の箱を戦利品として奪われてしまいます。当時の戦いは、それぞれの民の祀る神どうしの戦いとされ、勝った方の神が勝ち残るというものでした。それ故に、「栄光はイスラエルから去った」ように見えたのです。しかし、後に神の契約の箱は、イスラエルに戻って来られます(Ⅰサムエル5章)。神の栄光は去ってはいなかったのです。神は、人の失敗や敗北など、どの様な中であってもなお生きて働かれて、神の栄光を表してくださいます。

神の契約の箱は、神の臨在を指し示す象徴でした。その実体はインマヌエルの神イエス・キリストです。父なる神は、御子イエスを世に遣わしてくださり、人の救いを十字架で成し遂げてくださいました。そして、御国を受け継ぐことの保証として、聖霊を与えてくださいました(エペソ1:14)。今、主イエスは、主を信じる者と共におられて、御霊とみ言葉をもって私たちを生かし導いてくださっているのです。

おわりに

主イエスは私たちと共におられる神です。主は「見よ。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたとともにいます。」(マタイ28:20)」と約束されました。私たちがどの様な状況にあっても、主の臨在が去ることはありません。み言葉に聞き、聖霊に導かれ、主を信頼し、主に栄光をお返しする歩みを続けましょう。

このページのトップへ

日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団

神召キリスト教会

Copyright (C) Shinsho Church. All Rights Reserved.
〒114-0023 東京都北区滝野川 6-64-9
最寄り駅:JR板橋駅東口から3分/都営三田線新板橋駅から6分